鱒釣りは鉄馬に乗って

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2011年 11月 11日

メイの入院

この事実をブログにするか悩んだのですが
同じ症状を持つワンちゃんの飼い主さんの参考になればと思い
またメイのためにも記録になるので公開する事にしました。

11月7日。月曜日。夜。
ご飯を食べた後、吐いた。
こんなことはよくある事なので
その日はそのままにしていました。

11月8日。火曜日。夜。
またご飯の後に吐いた。
この時になってようやく異変に気付き始めました。
そう言えば昨日からちょっと元気がないかなと思ったんですが、
その後おやつを美味しそうに食べていたので
少し様子を見る事にしました。

11月9日。水曜日。朝5時と7時にどす黒いものを吐いた。
とにかくそれをサンプリングして、朝かかりつけの病院が開くのを待って
診てもらいました。どす黒い正体は血でした。
血液検査とレントゲンを撮り、出血性胃腸炎と淡白喪失性腸症の
疑いが濃厚と診断され、いますぐにでも点滴を打たないと
命にかかわるということでそのまま入院。

ちなみにこの時の赤血球の数値が896万/μlと基準値より上。
ヘモグロビンも21.8g/dl、ヘマトクリットも60.6%とこれも基準値より上。
点滴を続けてこれらの数値が下がれば出血性胃腸炎でしょうとのこと。
あと疑わしいのは淡白喪失性腸症とアジソン病。

夜。先生から電話があってその後エコー検査で胆泥がまた溜まり始めて来て
脾臓が大きくなっているとのこと。ただ脾臓が大きくなる原因の一つに
"極度の緊張"というのががあげられるのでもう少し様子を見てから
細胞を摘出して大きな所で検査したほうが良いとのこと。

メイの様子を聞くと少しご飯を食べて、おとなしくしているようで
とくにメイは犬見知りだから少し安心。
明日は病院が休みだけれど緊急で電話するかもしれないのでと言われ
少しこちらが緊張する。

11月11日。金曜日。
病院が開くのを待って面会に。
待つこと30分。

メイの入院_a0116027_15261581.jpg

メイごめんね寂しかった?
エリザベスをして左手首から点滴のチューブが出ていて
尾っぽフリフリしながら抱っこをねだるそのしぐさが痛々しい。
ごはんも全然食べてない様子。

このあと先生と別室でエコーの画像を見ながら
いろいろと診断の結果を聞く。
昨日も血を吐いて、ご飯を食べなかったと言う。
通常は点滴を打てば赤血球、ヘモグロビン、ヘマトクリットが下がるのに
今日の血液検査では赤血球だけが基準値内に入って、他は依然として高いまま。
血小板も異常に低く、これは播種性血管内凝固の合併症の疑いがあるという。
そしてこのまま行くと輸血。輸血しても血管内の壁が押されると。。
頭の中が真っ白になる。

とにかく今は無理をしてでも物を食べさせないと体力が落ちてしまう。
夕方また面会に行くと午後に先生が口に押し込んで食べさせようとしたそうだけど
少しは口に入ったけれど後はうまくいかなかった。
このままだと鼻からチューブで流動食しかないと。

先生の許可をもらって僕らが用意して来た
メイの大好きなごはんつぶ、鶏のささみ、キャベツを与えると
喜んで食べてくれた。食べると痛いんだと思うのだけれど
少し食べては休んでまた少し食べては休んでを繰り返した。
かすかな希望の光が見えたような気がした。


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by vivipapaT | 2011-11-11 23:57 | パピヨン


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